前回、「SNSなしで採用できる」と思ってる? それ、もう無理です。
という過激なタイトルでメルマガを
お送りしましたが、それは私だけの思い込みではありません。
私は、Googleアラートで、
「SNS採用」「SNS広報」の記事の最新情報を受け取っています。
一昨日、株式会社リソースクリエイションが
20代の転職希望者に実施したSNS活用実態のアンケート結果について、今日は時事通信社が配信しています。
求職者の情報収集の仕方が 大きく変化していることがわかります。
今日は、ほぼアンケート結果の紹介になりますが、求職者の本音として受け取ってください。
さて、気になる見出しが並んでいます。
🔸573名の転職活動にSNS利用の実態調査

🔹アンケートサマリー
・「給与」以上に「社風」を重視する傾向に
・会社を決める上で最も重視しているのは「人/社風」
・求職者の86.1%が企業のSNSアカウントは必要だと回答
・8割がSNSで社名を検索
・転職活動中、8割以上が企業アカウントを見て応募意欲が増したと回答
アンケート実施の背景として、
・人手不足が深刻化する中、求職者に「自社を見つけてもらう工夫が欠かせない」。
・デジタルネイティブ世代は転職活動でもSNS活用が当たり前になっている。
・その実態を知るため、「SNS利用の実態調査」をしたとあります。
🔸会社選びで最も重視したこと ベスト3

会社選びで最重要ししたことと言いながら、複数回答形式です。
年間休日、福利厚生より重視したのが次のとおり。
- ①働いている人/社風 87.6%
- ②仕事のやりがい 75.6%
- ③給与 54.1%
さて、求職者が重視する①②について
求人広告や採用サイトに十分情報を
出しているでしょうか?
🔹企業のSNSアカウントは必要か?
①必要 86.1%
②どちらでもない 12.7%
③いいえ 1.2%
必要だと思う理由として、
・SNSの方が社員の雰囲気が伝わりやすい
・ホームページよりリアルな情報が得られる
・情報収集において、SNSの重要度が高いから
🔹求職者の8割がSNSで社名を検索
就職・転職活動を進める上で、SNSで社名を検索したのは?
①インスタグラムで検索 65.1%
②TikTokで検索 50.8%
③YouTubeで検索 20.9%
インスタグラムでの検索理由として
写真やリール動画を通して
リアルタイムで企業の雰囲気や社風が
わかるとあげています。
🔹企業アカウントを見て応募意欲が増したか?
①増した 83.5%
②変わらない 16.2%
③減った 0.3%
応募意欲が増した理由として挙げられたのは
・入社後の働くイメージがしやすい
・社内の雰囲気を把握しやすく、自分との相性を確認できる
・入社後のミスマッチが少なく、安心できる
しかし、これは注意が必要です。
SNSや採用ページを見て、十分な情報が
提供されていなければ、当然応募する気には
なりません。
🔸ミスマッチを防ぎたいのは誰?
企業は、今どきの若者は入社しても
すぐやめるとか、ミスマッチが避けられないと言いますが、その原因は若い求職者だけに
あるのでしょうか?
求職者も自分の将来・人生を賭けて次の仕事
を探しています。
採用できないと嘆く前に、自社の魅力は
しっかり発信されているでしょうか?
🔹SNSを外注ではなく自社発信をお勧めするわけ
私は、広報の仕事を長くやってきたので、
以前から集客も採用も、お金を払う「広告」
ではなく、自社の魅力を伝える日々の
「広報が大事」と言ってきました。
その意味では、SNSは最高の広報ツール
です。でももう一つ、SNSで広報に取り組むことで大きな副次的な効果があります。
それは、社内の人が育ち、チームワークが良くなること。
お金をかけて、外注してかっこいいSNSを作るより、自社でSNS広報専任ではなく、各部署を代表してSNS担当者を出してもらい、SNS広報チームで運用することがおすすめです。
驚くほどの効果があります。組織や人材育成の悩みが解決します。
詳しくは次回にお伝えします。
出典:PR TIMES
株式会社リソースクリエイション
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000087010.html
これからもしばらく集中して「SNSと採用について」発信していきます。
自社の魅力発信法として、インスタが一番おすすめですが、まだまだ取り組んでいるところは少ない。しかも、企業・クリニックのインスタの9割は使い方がわかっていない残念な状況。
✅ 次回のSNS広報チーム育成講座は4月開講予定!
募集開始まで、もうしばらくお待ちください😊✨