求人を出しても応募が来ない。
面接に進んでも辞退される。
そんな悩みを抱える企業は
少なくありません。
「条件が弱いのだろう」と改善しても
状況が変わらないケースが多くあります。
その理由は、とてもシンプルです。
自社の魅力が言語化されず
伝わっていないことです。
🔸求職者が応募したくなる真実の瞬間

中小企業やクリニックでは、
社長も社員も“当たり前すぎて
気づいていない魅力”を持っています。
これが言葉になっていないと、
応募ゼロや面接辞退が続きます。
広告費だけが増えて、
社内には「どうせ採れない」という
空気が広がります。
この悪循環を断つには、
条件ではなく“共感”を伝える必要が
あります。
そのための第一歩は、
日常にある自社の魅力に気づくことです。
例えば、仕事の中で嬉しかった瞬間や、
お客様からいただいた言葉、
スタッフが誇りを感じる場面などです。
こうした“実感”は、社長だけではなく、
現場でお客様と接するスタッフが
最も多く持っています。
応募者が知りたいのは、
きれいなフレーズではありません。
働く人の実感を伴う言葉です。
そこに安心と信頼が生まれます。
🔸求職者が応募したくなる真実の瞬間
私が外資系ブランドで働いていた頃、
年に一度、大きなイベントを開いていました。
私は企画・運営責任者でしたが、
当日は経理スタッフもパートさんも
総出でお客様を迎えていました。
事前に十分な研修ができなくても、
全員が明るく誇りを持って働いており、
わからないことは丁寧につなぎながら
お客様と向き合っていました。
その姿を見て感じたのは、
どんな言葉よりも
“この会社が好きで働く人の姿”が
一番魅力として伝わることです。
魅力は完璧な言語化より
日常の中の本音で伝わります。
だからこそ、社長には、
この仕事への思いや、
社員を幸せにしたい気持ち、
共に目指す未来を語ってほしいのです。
そしてスタッフには、
お客様からもらった嬉しい言葉や、
仕事の喜びを社内に共有してほしいのです。
こうした“現場の声”こそが、
求職者の心を最も動かします。
🔸まとめ
多くの企業が「特別な魅力はない」と
思い込んでいます。
しかし応募者が求めているのは、
派手な言葉ではなく、
そこで働く人の本音です。
まずは、自社の魅力に気づくこと。
そして、その日常の瞬間を
丁寧に伝えること
それが採用改善の第一歩です。
次回は、魅力を見つけるための
「質問の力」をご紹介します。

