「面接では印象よく話せたのに、辞退された。」
そんな経験はありませんか。
条件や雰囲気が理由と思いがちですが、
実は“面接前の準備”が勝負を分けています。
面接前のわずかな時間に、
応募者の気持ちは大きく変わります。
🔸面接前に「再確認」してもらう

感じのいい会社は、面接当日までに
「ぜひうちで働きたい」と思ってもらう工夫をしています。
例えば、面接案内メールの中に
「当社の理念や考え方を紹介したページを
ぜひご覧ください」と一文添えます。
このひと手間で、応募者は
会社の方向性や仕事の意義を再確認し、
自分との共通点を探し始めます。
面接前に“理念に共感している状態”を
つくることが、辞退防止の第一歩です。
🔸「伝える」より「感じてもらう」準備を
求人票や採用ページで、
業界の価値、仕事の面白さ、成長環境などを
具体的に伝えておくことも欠かせません。
以前、私が採用支援したクリニックでは、
ホームページに診療方針をしっかり書き出し、
採用ページでは「開業への思い」や
「どんな疾患の人にどんな診療を
届けたいか」を丁寧に伝えました。
さらに、「患者さんに寄り添ってカウンセリングや
肌の力を引き出すスキンケアの説明をしてほしいので、
自分や家族がつらい経験をした方、
ぜひ力を貸してください」と書いたのです。
その結果、「ぜひここで働きたい」と思う応募者が
募集人数の10倍も集まりました。
履歴書の志望動機には本気度があふれ、
面接では“うなづき合う”瞬間が何度もありました。
理念に共感して来る人との面接は、
採用ではなく“共感の確認”の時間になります。
🔹「選ぶ」ではなく「一緒に未来を描く」
面接は採用する場であると同時に、
応募者が“自分の未来”を想像する時間でもあります。
会社の理念や現場のストーリーを語り、
「この職場でどんな成長ができるか」を
一緒に描ける面接こそ、辞退を防ぎます。
内定辞退は“条件の問題”ではなく、
“未来が見えなかった”ことが原因です。
だからこそ、面接前から面接後まで、
一貫したメッセージを届けることが大切です。
🔸まとめ
内定辞退を防ぐカギは、
面接当日ではなく“面接前”にあります。
①理念や考え方を再確認してもらう
②魅力を言語化して届けておく
③面接で未来を一緒に描く
この3つの準備が整えば、
面接は“選考”ではなく“共感の場”になります。
感じのいい会社は、
面接前から信頼を育てています。

