「うちの魅力って、なんだろう?」
社長や広報担当が必死に言葉をひねり出すより、
実は一番リアルに、伝わるカタチでその魅力を知っているのは——
“現場で働くスタッフ”なんです。
こんにちは、奥野です。
今日は、「中の人の発信のチカラ」についてお話ししたいと思います😊
🔸中の人=一番リアルな語り部!
中の人とは、企業のSNSアカウントの投稿や返信を担い、
お客様と一番近い距離でやりとりする存在。
つまり、ブランドの「今」を語る主役です。
私自身、Bang & Olufsenで広報に携わっていた頃、
商品を直接販売する立場ではありませんでしたが、
すべての商品にユーザー登録ハガキを入れ、
お客様の情報をデータベース化。
さらに——
✅ ショールームで声を聞く
✅ イベントで体験機会をつくる
✅ ニュースレターでストーリーを届ける
✅ デンマークや全国のお客様を実際に訪問する
…そんな活動を通じて、「ファンが増える仕組み」をつくってきました。
商品やサービスの魅力は、スペックだけじゃ伝わりません。
“このブランドって、感じがいいよね”
そんな印象が伝わるのは、いつも“人の声”からです。
🔹なぜ「スタッフ発信」が効くのか?
社長のメッセージももちろん大切。
でも、スタッフの言葉には——
✅ 温度感がある
✅ 信ぴょう性がある
✅ 「実際どうなの?」にリアルに答えてくれる
特に、採用を考えている人にとっては、
「どんな人がいるのか?」「雰囲気は?」が何より気になるポイント。
たとえば、こんな発信は強力です👇
🔸 スタッフインタビュー(1分のショート動画)
🔸 「一日の仕事の流れ」を紹介するストーリー
🔸 休憩中の会話や、社内の笑えるやりとり
こうした”なんでもない投稿”こそ
「ここ良さそう」だと思ってもらえます。

🔸発信は“育成”にもなる!
実は、スタッフが広報に関わると、
自分たちの仕事に誇りを感じるようにまります。
私がサポートしているある企業では、
若手スタッフが初めて自分の声で会社の魅力を発信したことで、
こんな変化がありました👇
✅ 「自分の発信が誰かの役に立った」と実感
✅ SNS投稿を通じて、会社の理念を自分の言葉で語れるように
✅ チームで投稿を考えることで、社内コミュニケーションも活性化
広報って、ただの「情報発信」ではありません。
社内の人材育成の場でもある。
これは、中の人が発信する企業だけが得られる特権です✨
🔸まとめ|伝えるのは「社長」じゃなくてもいい

「社長が何を言うか」よりも、
「スタッフがどう感じているか」。
それを見せた方が、よっぽど共感されます。
中の人の発信は——
✅ 採用にも効く
✅ 営業にもつながる
✅ 社内文化も育てる
これからの広報戦略において、
「中の人を主役にする」ことが、
採用・定着・ファンづくりのカギになります。