私が定期購読している「日経クロストレンド」で興味深いニュースが届いたのでお知らせします。
🔸インスタグラム国内ユーザー 6,000万人超
本日、6月10日付の「日経クロストレンド」有料会員限定の記事で始まった新しい特集【1週間でわかるマーケ講座】の第一回「Instagramマーケの入門書」から、参考になりそうな情報をご紹介します。
一番最初に目が入ったのは、「国内ユーザー 6,000万人超が利用」という情報です。
インスタグラム(以下、インスタ)の国内ユーザー数については、2019年6月に3,300万人と発表されて以来、実際のユーザー数との間に大きな乖離があると感じていました。
「日経クロストレンド」がこの数字を出した根拠を探ったところ、総務省が毎年6月に発表する「情報通信メディアの利用時間」の調査で、インスタの利用者が全年代で50%という数字が明らかにされていました。これをもとに総人口1億2,000万人 × 50% = 6,000万人超と推測されたようです。
🔸インスタ初心者のために機能と特徴をおさらい
今回の「日経クロストレンド」の記事では、ビジネスでインスタを活用するための目標設定やチェックポイントが解説されています。しかし、ビジネスインスタ初心者には少々難解な内容でした。
そこで、このメルマガでは「そもそもインスタをビジネスで使うとはどういうことか?」という基本部分をお伝えします。
インスタの基本機能と特徴
インスタは元々、写真共有アプリとして誕生しました。おしゃれな写真や動画を親しい人と共有する目的で使用されていましたが、その後、以下のような多彩な機能が追加され、企業のマーケティングにも活用されています。
- ストーリーズ(24時間で消える投稿)
- リール(ショート動画)
- ライブ配信(インスタライブ)
これらの機能により、企業がターゲット層にアプローチする手段としてのビジネス利用が増加しています。
主要機能の解説
フィード投稿(通常投稿)
- 概要: インスタを開いた際に最初に表示される正方形の投稿一覧。
- 特徴: 画像・動画の投稿が可能で、キャプションは2,200文字まで。
- 効果: ハッシュタグ(#)を活用し検索されやすくする。リアクション数(「いいね」「保存」「コメント」)が成果指標となる。
ストーリーズ
- 概要: 24時間で消える投稿形式。
- 特徴: 音楽やスタンプ、リンク機能を活用して投稿を簡単にアレンジ可能。
- 活用法: 撮影場所のタグ付けや外部ページへのリンク、クイズ機能などで双方向コミュニケーションを実現。
ストーリーズは気軽に投稿できるため、ユーザーとの親近感を高める効果があります。また、お客様がハッシュタグ付きで投稿した内容をリポストするのも一般的です。
リール動画(15〜90秒の縦長動画)
- 概要: 短い動画を簡単に作成・投稿できる機能。
- 特徴: テキスト、スタンプ、エフェクト、BGMの追加が可能。
- 効果: フォロワー以外にもリーチできるため、新規顧客の獲得に有効。
まとめ
インスタグラムは、写真や動画の共有から始まり、さまざまな機能を追加することで企業のマーケティングツールとしても進化を遂げています。ビジネスでの活用を考える際には、各機能の特徴を理解し、自社の目的に合った形で使うことが重要です。