SWOT分析をご存知ですか?
先日、新規のクライアントさんと
SWOT分析をしていたところ、
「このやり方は面白いですね」と
言われました。
SWOT分析というと
「S強み」「W弱み」「機会」「脅威」
の4つの枠に書き出しますが
私のやり方はちょっと違っています。
“仕事の流れ”から自社の
いいところを見つける方法です。
今日は、その考え方をご紹介します。
🔸SWOT分析は「外部環境」から
SWOT分析というと、強み・弱みを
書き出して戦略を考える印象があります。
私は必ず
外部環境の「O(機会)」と「T(脅威)」
から始めます。
理由は、とてもシンプル。
周りの変化がわからないと、
“強み”や“弱み”がわからないから。
強みは、環境が変われば
一瞬で弱みにもなります。
だからこそ最初に
「追い風と向かい風は何か」を確認します。
いつもの付箋会議です。
🔸強みは“業務の流れ”に宿る

ここからが、クライアントさんに
驚かれたポイントです。
「強み」「弱み」を
いきなり書き出しません。
まず、模造紙を横に広げて
「自社の業務の流れ」を
5~6ステップに整理する
ところから始めます。
例えばIT企業なら、
①新規開拓 ②商談・見積もり
③開発 ④納品 ⑤フォロー
といった流れです。
次に、縦軸に「知的資産」の
四つの視点で置きます。
A:人(人的資産)
B:しくみ(構造資産)
C:人脈(関係資産)
D:その他
この“横の流れ×縦の資産”で
20のマスができるので、
そこに強み・弱みを一つずつ書き込んだ付箋を
貼っていきます。
例えば「社長の強力な営業力」は①×A、
「10年以上の優良顧客が7割」は①×C。
このとき私が必ず尋ねるのは、
「なぜそれが強みになったのか?」
「お客様はどこを喜んでいるのか」
という“理由”です。
🔹強みは細部に宿る
建築の世界では
「神は細部に宿る」と言われます。
大事な価値は、
“見えづらい小さな部分”に
宿っているという考え方です。
企業の強みも同じです。
どの工程で価値が生まれているのか、
なぜお客様に評価されているのか。
強みは“事実だけ”ではなく、
“理由とセット”で初めて価値になります。
逆に弱みも、業務の流れに照らすと
どこに課題があるのかが
自然に浮かび上がります。
🔸まとめ
強みは、会社全体を眺めても
なかなか見つかりません。
“流れ”に沿って、自社のこだわりや
それをやっている理由を考えることで
自社のいいところやお客様が高く評価いただく
ことがくっきりとわかるようになります。
自分では当たり前のように
何十社で取り組んできたSWOT分析。
自社のいいところ探しをスタッフとすると
本当にいい感じで育ってくれます。
ぜひ、お試しください。

