経営者の皆さまからよくいただく質問のひとつに、「映える商品がないけど、インスタは必要ですか?」というものがあります。今回はこの疑問にお答えし、インスタをビジネスで活用する際のポイントをご紹介します。
映えるインスタが必ずしもビジネスにつながらない理由
映えるインスタと聞くと、美しい写真がずらりと
並んだネイルサロンのアカウントを
思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、単に仕上がりの写真を投稿しているだけでは
お客様に行動を促すことは難しいかもしれません。
例えば、同じようなネイルの写真が続くと違いがわからず、
見ている人も飽きてしまいます。
右側が私がアドバイスするとしたら
という例です。
ネイルの作品は確かにきれいだけど
アピールポイントがわからない
それでネイリストの名前と
アピールポイントを一言だけ入れる
下には予約ボタンをつける
わざわざ毎回作るとすれば大変だけど
大体はこんなフレームを用意しておいて
写真とコメントを貼り付けるだけ。
慣れたら5分もかかりません。
例えば、アミさんのお客さんだったら
今度、私もビビッドカラーに挑戦しようとか
知らないお客さんだったら
アミさん指定で予約入ります。
個人の友達とか、インフルエンサーは
映える写真だけでもバズるかもしれませんが
ビジネスで集客や採用に使うには
映えは不要です。
それよりも伝えたいメッセージが
伝わるかどうかの方が大事!
🔸ビジネスに使うインスタは一手間かけて
次に同じ投稿の例を比べてみましょう。
上はよくある写真だけの例。
下は、何の写真?どんなシーン?
かを一言書き添えたもの。
この一手間で印象が随分変わります。
ネイルサロンの場合と同じで
写真だけだとなんのこと?って
あまり印象に残りません。
でも、一言書き添えてあるだけで
グッと心に響きます。
お勧めするのは写真に直接
太い白文字で説明文を短く書き加えること。
スマホだけで簡単に使える無料の
アプリがあります。
さらに色のついたフレームで囲むと
たくさんの投稿が並んだときも
すっきりきれいです。
特に集合写真や飲食店での会食の写真が
ずらずら並ぶとちょっと圧迫感があります。
雰囲気とこんなことがあったとわかればいいので
色を揃えたフレームで囲むと
イメージがぐんと変わります。
同じインスタアカウントで
複数の部署で使っている場合や
担当者別やシーン別に
フレームを用意することをおすすめしています。
これも簡単にスマホだけでできるアプリが使えます。
インスタにおすすめのスマホアプリ
🔸インスタはお客様へのお手紙
インスタを使い始めても
もったいない使い方、お客様に伝わらない
投稿がとても多いです。
毎日続けられるインスタの秘訣は
お客様へお手紙を書くつもりで
もしくは絵はがきを送るつもりで
メッセージを書くこと!
誰かお一人をイメージしながら
インスタを投稿していると
いつもお客様を思い浮かべて
仕事に張りがでます。
その気持ちが一人一人のお客様に伝わるので
共感が生まれます。
SNSはお客様と離れている時も
お客様との接点を保つ効果もあります。
特にクリニックや接骨院など
体調不調でないときも
インスタで先生やスタッフの元気な姿を
みているだけで嬉しくなるという患者さんもいます。
離れていてもいつもつながっている
そんなSNSの関係がとても居心地がよいと
感じます。
プライベートの嬉しいことも悲しいことも
一人一人に連絡できないけど
Facebookやインスタで報告しますと
いうこともよくありますね。
🔸YouTube Liveのご紹介
今日のテーマは、FacebookライブとYouTubeでもお話ししています。
よかったら、いいねと登録・フォローをお願いします。