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#146 社長は優秀な広報パーソン Facebookの活用!

9月 19, 2024

今日は、社長は優秀な広報パーソン Facebookの活用というテーマで中小企業の経営者の活用事例を紹介します。

SNSの中では、長い歴史を持つFacebookです。

オジサンメディアとかオワコンと呼ばれ、もう古いという印象を持っている人も多いかもしれません。でも、ビジネスで使うSNSとしてはまだまだ活用の余地があります。

下記は、2023年のNTTドコモの調査結果です。
30代から60代まで、3人から4人に一人が使っているようです。

🔸Facebookをビジネスにおすすめする理由 3つ

 Facebookはまだまだ大きな可能性があると断言する理由を3つ、紹介します。

1. ビジネスパーソンの利用が多い

実名登録のSNSであるため、他のSNSに比べて決裁権を持つビジネスパーソン本人が使っている割合が高いのが特徴です

実名・顔出しが原則なので友達の友達から人脈を広げる効果もあり経営者自身が発信しています。

社長自ら広報部長として積極的に発信されている会社も多数あります。

2.Facebookしか使っていない経営者が多い

SNSといえば、インスタやTikTokが人気ですが、Facebookしか使っていない経営者が多いです。

私自身がコロナの間、オンラインビジネスの講座を開催していた時、男女ともに他のSNSは全く見たこともないけれど、Facebookだけは使っているという経営者も少なくありませんでした。

3.初心者にも始めやすく、継続しやすい

配信方法(テキストのみ、画像のみ、動画など)が多様で初心者でも特別のスキルが不要で簡単に始められて、継続しやすいこと。

世界最大級のSNSであり、日本でもまだまだ活用できると思います。

Facebookは、日本のSNSの中で唯一利用者が減少していますが、世界では利用者数No.1です。

さらに、まだ少数派だと思いますが、最近、若い世代で上司や取引先とつながろうと 就職後にFacebookを始める人が増えているという情報もあります。

🔸社長は優秀な広報パーソン

さて、Facebookを広報として活用する方法は 社長もしくは代表者の人脈を使って 企業やブランドのファンになってもらうこと。

Facebookといえば、何投稿していいか分からず、食べたものや風景ばかり投稿している経営者もいらっしゃいますが、もったいないです。実名で、Facebookを使うということは、いやでも〇〇会社の△△として、発信していることになるので、その影響力はうまく使いましょう。

「社長は広告塔」という言葉がありますが 私はそれより「社長は優秀な広報パーソン」 になることをお勧めします。

今日は、その実践例をご紹介しますが 最初にビジネスでSNSを使う場合の基本について ポイントを確認しておきます。

🔸ビジネスでSNSを使う基本ルール イス

1.コンセプトを明確に

誰のために、誰が、どんな発信をしているのかを明確にする
こちらはプロフィールにしっかり書き出しましょう。

2.発信内容は3つのテーマをバランスよく

下記の3つのテーマに分けて、バランスよく発信することがおすすめです。

①お知らせ
イベントの案内や新製品、執筆などの告知です。
お知らせしか発信しないFacebookはあまり人間的な魅力にはつながらないのでお客様をファン化するとか採用にはあまり効果はありません。

②お役立ち情報
一番おすすめなのが、仕事の専門性や私生活の経験も含めて何か気づきになる情報や感想、新しい知見を紹介するような発信です。
 

例えば、テレビの話題にちょっと専門性を示すコメントを加えたり、解説したりすると信頼が増します。


③日常の様子やプライベート情報
Facebookでおすすめなのは、普段の様子やプライベートをちょっと見せることです。だからと言って、毎日の食事の投稿ばかりでは飽きてしまいます。

いつも厳しい顔を見せている経営者が、家族を大事にしている様子や趣味のひとときの写真や一言を知ることでとても人間味を感じてファンになることは多いです。

3.ある程度の定期的な配信

ファンや信頼獲得には、毎日ではなくても、週2、3回、少なくとも週1回程度の頻度が効果的です。SNSは交流ツールなので、接触頻度がとても大事です。

例えば、上記の3つのバランスよい配信を1週間に1回ずつ続けるだけでも1年間では50回以上になります。仕事での一面とプライベートの時間などを垣間見ることで、経営者の人柄が伝わり、経営する会社、ブランドの信頼性が高まります。


これはあくまでもビジネスで使う場合の話です。
経営者が発信することで、会社やブランドの知名度を広めたいとか、人脈を広げたい、ファンを獲得したいとFacebookを使う場合の基本ポイントです。

🔸経営者の毎日をFacebookで配信

今日ご紹介するのは 埼玉県内の酒造メーカーA社の会長です。

私はコロナ前に2年ほど 酒蔵レストラン開業の時にお手伝いさせていただきました。

当時から会長ご自身が積極的にFacebookで発信をされていました。

私自身は、Webマーケティングを学んだだけで十分発信していない状態だったので、毎日の社長のFacebookは刺激的であり、本当に学ぶところが多かったです。

では、経営者として、どんな配信をされているのか

ズバリ、経営者の毎日の行動記録です。 会社の代表者、酒造組合の代表、地元商工会の役員としての仕事や会食、出張や顧客飲食店訪問など忙しい毎日ですが、今日一日を3〜5枚の写真と文章で紹介されています。

上の投稿はダミーですが、ほぼ毎日どこで何をしているかの発信を通して、経営者の幅広い交流や仕事へのこだわり、酒造りへの信念、顧客への思い、ゴルフ愛、家族を大切にしていることが伝わります。

外出の少ない日は、敷地内の芝刈りや植木の手入れ、体調の悪い時は整体や体の手入れ、記念日には家族との食事会、冬には酒の仕込みなど、一年中の経営者の公私の日常を綴られています。

Facebookには、経営者個人のFacebookと経営されている会社のFacebook Page、酒蔵レストランのFacebookがありますが、会社やレストランで受賞やイベントの投稿があれば、それもシェアされています。

コロナの前から数年お会いしていませんが、急にばったりお会いすることがあっても全くブランクは感じないほど、ほぼ毎日Facebookでお目にかかっています。この接触頻度が高いことと裏表のない人柄を伝える投稿が信頼を増し、ファンが増える理由です。

でも、実際にやってみるとなかなか大変です。私自身も、Facebookは毎日のように投稿していますが、一日を数枚の写真や動画で記録しようとすると、自撮りも必要であり、スムーズにはできません。だからこそ、経営者が自ら発信することに価値があります。

次回は、採用に関して
なぜ、SNSが効果があるのか
改めて事例とともにご紹介します。

お楽しみに!

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